先日、遺伝子スイッチの『ON』『OFF』に関してお話したと思います。
遺伝子はスイッチの基盤であり『ON』『OFF』はエピジェネティクスと言われる環境因子で制御されていると考えられています。
今まではこのスイッチを制御する、環境因子と呼ばれる『食事因子』『運動因子』『紫外線因子』など様々な外因子は分からないであろうと言われてきました。
しかし我々の遺伝子コラムで書いたように、様々な遺伝子検査解析(SNPs、CNV、メチル化、ヒストン修飾など)の仕方があることがお分かり頂けたと思います、これらの解析で病気、体質の遺伝子同士の関連性が分かるようになってきました。
例えば:『デブとハゲ』 と聞いた事があると思います。おそらく皆さんのそれって関係があるんではないかな?と憶測する方は多いと思います。
これらに関係する、若ハゲの遺伝子と肥満遺伝子などの関係も実は分かってきています。
遺伝子検査で、もしこの関連する遺伝子の関連が認められたら、
ハゲを自分で肥満というリスクスイッチを制御して、ハゲをコントロールすることが可能になります。
これを我々は『遺表連鎖解析(TM)』と命名しました。
皆さんが現在行っている疾患(病気)&資質(体質)に対する遺伝子が有る無しが分かる解析から、
エピジェネティックの遺伝子制御の有る無し&制御方法までが分かってしまうところまで弊社は進んでいます。